休みたい
山崎 風雅


 右を見ても
 左を見ても
 街にいても
 部屋にいても
 いつも欲望が走りまわっていて
 そんなのいらないから
 休みたい

 仕事をしてても
 遊んでいても
 友達といても
 一人になっても
 いつも何かに急かされて
 そんなのいやだから
 休みたい

 朝が早くても
 夜が遅くても
 誰かが僕を呼んでいる
 そして泣いている
 そんなことに関係なく
 ゆっくりと
 休みたい


 休みたい



 


自由詩 休みたい Copyright 山崎 風雅 2007-09-08 06:55:00
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