53P 「短歌2」より
むさこ
ラッキョウの香りくりやに満ち満ちて
入りくる夫子その度に言ふ
土用干しの梅の匂いに幼な日を
想い出させて母を恋いおり
明けやらぬ朝起き出てて吾がために
さわらび摘みしと君が給いぬ
自らに田芹を摘みて給わりし
茹けばみどり いや優りけり
短歌
53P 「短歌2」より
Copyright
むさこ
2007-08-08 21:10:02
縦