白昼夢。
狠志

ゆっくり、ゆっくり、眠りに就きそうな気分で。

想う気持ちは、本物だろうか。

眼鏡を外して、目を閉じて。

夢の中で、出会ったのかもしれない。

僕の手の届かないとこに、君は居て。

掴む事も出来ないのかも知れない。

意識が飛びそうな、中。

どこか心地よい、唄が聞こえた。

どうやら、失恋の唄のよう。

うっすら、目を開けた。

夏空が広がっていた。

あぁ、どこの空も変わらなく。

綺麗だ。


自由詩 白昼夢。 Copyright 狠志 2007-07-25 16:41:00
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