冷やりといたい夏
鈴鈴

朝の窓辺の 隙間より
除かせる太陽

望遠鏡で除かれたような
光と蜃気楼

暑ささな光景を
カーテンで しのぐが

葉月の熱気は
家のなかに夏を 届ける

扇風機が首すじから
流るる汗を はじき
髪を揺らす

蝉の鳴く声が 響き渡る
音色で 大人の耳には
暑さが残る

 夏

子供の頃は 網をもち
虫をおいかける はしゃぐ
 夏休み

たどりつく川のせせらぎに
足をつけると ひんやりと
冷たい

木々が影を作り 岩陰から
海老が 顔を除かせ静止する
時好

夏の暑さも 幼少に戻れば
冷んやりな 幻影

かき氷の 似合う アイスな
夏がやってきた〜♪



自由詩 冷やりといたい夏 Copyright 鈴鈴 2007-07-23 15:05:34
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