希望を
円谷一

僕の心は世界だ
大草原をあらゆる動物達が太陽目がけて走り抜けていく
ポケットの中に入るぐらいのサイズの宇宙を携えて
現実で大空へ羽ばたこう
照り付ける真夏の太陽が眩しい
心の世界を現実にするんだ 水を世界を形作る要素として
僕の心と君の心を繋いで
深く深く心を掘り続けるんだ
それだけ世界は巨大化し
僕達は巨大な翼で空へ飛び出すんだ


全てを越えて目の前が真っ白になるまで突き進んで
僕と君は交わるんだ
愛で創られた星を地球と呼んでさ 生物達を住ませて
永遠に終わることのない楽園を創るんだ
鳥は大空を旋回し他の動物達は大人しくしている
僕の心の中にある余分なものを取り除いておくれよ
それが世界に悪影響を及ぼすから
心を深く深く掘り下げて
僕のキラリと光る体に悪いものを取り除いておくれよ
 

その天使のような羽で掬い上げて
そして一緒に埋まっている宝石を見つけておくれ
それは僕と君の希望となるから
輝かしい世界を創る種となって
世界を彩るBGMとなって
苦しみから解放される君の笑顔となって
永遠を繋いでおいて
僕は真っ赤な顔をして世界を変えていく
次々と現れるであろう仲間達と変えていく


真っ白な太陽の下でピラミッドを造るように
あくせく働いて 夜は全てさらけ出して踊り続けて
神様を信じ続けて
近づいた神様に心を和らげてもらって
僕は神様の代わりに世界を創造して
君を希望にしてもらって
暗闇は振り返らないようにして
ただ光だけを見つめていられるようになりたい


自由詩 希望を Copyright 円谷一 2007-07-22 04:04:12
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