月夜
北大路京介
明日の夜 君はきっと 僕に似た女の子とキスをする
月の光りに照らされて 綺麗な影が伸びるだろう
僕が嘘をついて 君が嘘をついて
ふたりがうまくいくのなら
良いんじゃないか
高いヒール履いて ちょっと背伸びして
唇まで届くなら
良いんじゃないか
壊れた太陽を抱いていても 切なさを紛らわせやしない
どんな夢を描いたら 寂しくなく生きていけるのだろう
くもりガラスでできた街 僕のいない道
月の光りに照らされて 綺麗な影が伸びるだろう
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さよならジュリエット