ほしがらなくていい
唐草フウ
きみのことが目の中に入れば
どこかしら離れそうになる僕は
バス停待ち 同じベンチにさえ 座れない
2時と30分の位置くらいの時計距離で
夢にいこうかというさなかの瞬間
かきまぜながらトッピングされたように
かけらをおもいだす
ありがとうを言ってる 言いたくて
まどをあけて薄ぐもり
この気持ちははっきりと
わからないほうがいい
そうさにわかに
陽があたるくらいの
ささやく空気のほうようで
未詩・独白
ほしがらなくていい
Copyright
唐草フウ
2007-07-18 14:10:32