僕は目を覚ます時にリズムをライムに乗せる日の龍だ
那津



兄弟達が助けを呼んでいる
僕は駆け出す
金持ちのようなダンスを踊る
止めて欲しい
この街でいつも孤独なアゲハチョウは風を浴びて天使を待つ僕の懐にいつも突然に
飛び込んでくるような錯覚に陥るのは熱いからじゃない

必要なのは助けで優しい言葉や同情ではないんだ
みたいな事はほっておく旅だ
人生は


気持が在るか無いか判らないうちに走りを止めないでくれ


女の子が助けを呼んでいる
まずは僕が強くなって
それまで持ちこたえろ
お前らは弱くは無いし
とても優しい


龍が初めて雲を昇る日に低空飛行でアゲハが横切る
龍が初めて雲を昇る日に低空飛行でアゲハが横切る

泣いてアゲハを切るのはゴメンだ
それをやった人生でも僕は龍を目指す
夜の外気はヒマワリから
空を
ヌケテツラヌケ魂を掴む呼吸撥ねる


僕は目を覚ます時にリズムをライムに乗せる日の龍だ













自由詩 僕は目を覚ます時にリズムをライムに乗せる日の龍だ Copyright 那津 2007-07-17 21:22:07
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