印刷プレビュー
狩心

中にある中国。俺の。中にある欧米。
頭の。中がキーボードになっていく。
ジャンプしてる。足が。頭の上で。
入れ替わる。下半身と上半身が。

機械樹の体育倉庫に/微生物の粉をふりかけて/白いご飯をガッポリ食べた
昭和1998、稲作が発明されて、世界中に広まった
平成1999、日系日本人が誕生。それから10年が経過して・・・・

ホントのような魚が/彷徨っている気がする(魚だから、海ですかね − Microsoft Word

(もしかして、トビウオのように羽が生えちゃったりしているんですかね;ー;)あ;

空に薄っすらと見える・大地の反射・(・・夢を抱く為に与えられた現実・日光・)・・

ホントのような魚が/(もしくは、愛すべき/カモシカかもしれない)ん!」
」カモシカ大爆発 <色とりどりの絵の具をぶちまけた>「あたま 黒い雨 爆弾こわい;

・重要なファイルはマイコンピュータの奥深くに隠されていて、
・画面上にはショートカットしかない。
・クリックしただけで全てが展開されて、キラキラと目が潰れました!

今日/はっきりと見える空に、魚かもしれない鳥が いた
大地は空白で/降り立つ場所はない(今日、空白に吸い込まれる夢を見た
( 海は枯渇している、枯渇しているからそこに、ひび割れが見える
からそこに、挟まって白骨化した魚が いた
<鳥かもしれない魚が、飛ぶ前に泳ぐことを覚えた。水のない大地で)))
灰色の配線で構成された森林が、空白の中に浮かんでいる

目がない俺に、なぜ見えるのか。/////

全ては指先が教えてくれる、思考が止まったことも、愛する人々が死に絶えた理由も、
貝の中に真珠を見つけた、それもリアルな生命ではなく、クリックしただけの画面だった
| 人々の心は圧縮されていて | それを解凍する為には | ツールが必要だった |

*10年後に父さんと母さんが結婚をし、赤ん坊が生まれる。その赤ん坊こそ僕だ。
*でもその前に僕が、父さんと母さんを作らなくちゃいけない。
そういうツールがまかり通る世界で/時間も肉体も粉々にできるのだ
( 機械樹の体育倉庫に ( 微生物の粉をふりかけて − Microsoft Word

白いご飯は透明になり、見えないご飯を食べている私は、食べている事さえも忘れた。
さて、なんで手を動かしてるんだろう、ということになり、
さて、わたしは誰ですか、ということになる

僕のフォントが明朝体からMSPゴシックになっていく
点滅されたカーソルが 、、入力を希望している 、、


自由詩 印刷プレビュー Copyright 狩心 2007-07-06 11:12:25
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