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乱太郎

六月の香りの入った
お手紙
あなたから

お久しぶりです
から
始まって

麦わら帽子をかぶった
七月の夜に
なぜか さみしかった
その日の
星がひとつだけの夜に

かわいい
あなたの声が
色とりどりのルピナスの花に
なって
僕の部屋に届きました

病んでいるのは
自分なのです
窓を開けようともせず

励ましているのではなく
励まされているのです
ルピナスの花が
まっすぐ空を指しているみたいに

どうも有難う

あなたに出会った交差点
青信号に変わったこと
教えてもらいました

これからも
よろしくお願いいたします


自由詩 返信 Copyright 乱太郎 2007-07-03 17:20:54
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