チョン4 (ミドリ様作 チョン3への返詩)
砂木

小窓が開いてる水面
くい込んでくる ヒールの流し目

セメント楽譜に 回るこぶし
フリーなの?

ロケット台からはずされる素足
雑草の お茶会に泳ぐ 雨雫

雲は いってしまった
鮫でもジョーズでも追いかけていけばいい

コーヒーカップです ミルクでも
バケツに釣られる
何万光年前の 落ちるはずの洞窟

手裏剣に みとれる 手ぬぐい 
波間に 旗のように広がって

書ける石 捜している旅人のために
ちかちかと 滑走するイカになる

訂正 いかだ と なる
かしこ




自由詩 チョン4 (ミドリ様作 チョン3への返詩) Copyright 砂木 2007-06-24 22:25:37
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