うれしいきもち
アンテ


あさめがさめると
ほっとけーきがじょうずにやけそうなきぶんだったので
ともだちにでんわをすると
たまたまみんなひまで
とつぜんわたしのへやに
いいおとながななにんもあつまった
さっそくほっとけーきをじゃんじゃんやくと
どれもこれもひどいできばえで
いえじゅうのおさらが
ぐしゃぐしゃのほっとけーきでいっぱいになった
まあいいや
とにかくいただきましょう
ひとりいちまいずつとって
はちみつとばたーをたっぷりぬって
てをあわせたあとになって
ないふがむっつしかないことにきがついた
かわりになりそうなものをさがして
ぜんいんでだいどころをぶっしょくしたけっか
おこのみやきをやくへらがいちばんだと
いけんがいっちした
さあて
せきについて
ほっとけーきをほおばると
はちみつのしみこみぐあいが
ぜつみょうだった





自由詩 うれしいきもち Copyright アンテ 2004-05-14 02:07:42
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