告白の前日
愛心

傷つけたくありません。
だから
この『想い』は、心に、秘めることに決めました。

貴方の私に対する『想い』
私の貴方に対する『想い』

全く違うものだと知っているから。
何も言わずに、このままでいようと思いました。

うそつき。ホントは一緒になりたいくせに。
傷つけたくないんじゃない。自分が傷つきたくないだけ。


違う!

違わない。逃げてるだけ。何にもやってないくせに。


やったもん!友達になった。仲良くなった。

想いも伝えられずにいて、ホントにいいの?
もし、彼に恋人がいても、許せるの?
仲良くできるの?


・・・・・ぃや。嫌だ!本気なんだもの。大好きなんだもの。

なら頑張ってみれば?一歩近づいてみたら?


――――――――――ん。







翌日、私は貴方に、想いを一言書いた手紙を渡しました。
貴方は照れ笑いしながら、耳元で、小さな声で、返事をしてくれました。

「俺も・・・・・・」









自由詩 告白の前日 Copyright 愛心 2007-06-05 21:18:50
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