黄金の水
蔦谷たつや

黄金の水を  とくとくとく
あわの神秘に どきどきどき

ごくごくごく

ごくごくごく

毎日僕は
繰りかえす

熱くなまった
僕の身体は
どうして君が
欲しくなるのか

鈍くのびた
僕の頭脳あたま
どうしてこれ程
悲しくなるのか

だから僕は  とくとくとく
あわに涙して どきどきどき

ごくごくごく

ごくごくごく

まどろみとともに夜が深む・・・


自由詩 黄金の水 Copyright 蔦谷たつや 2007-06-01 12:37:07
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