憂月
優飛



朝焼けと夕焼けの色は
決して重なりはしない

始まりはオレンジの衣を纏い
終わりは朱の衣を纏う

ただ繰り返すだけ

太陽は月を照らしはしない
月は太陽に照らされてるだけなのだと

月は輝く
望む望まざるにかかわらず





自由詩 憂月 Copyright 優飛 2007-05-20 15:42:23
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