正夢、その続き
テルテル坊主

夢の中のぼくたちは二人で歩いてるんだ
でも途中で道が裂けてしまって
僕と君は離れ離れになってしまう

君は僕の事を振り向きもせずに前に進んでしまう
必死で声を張り上げた時
そこで夢が覚める

夢から覚めた僕は
涙を流していた

そんなある夏の日だった

その数か月後
それが正夢になったんだ

僕だけが君を思い続けたんだ
君は前を見続けていたのに

でも今は僕も
前を見続けている

あの夢の続きは
僕も前に進んでいたんだ
そうなんだ

だからきっと

あの夢はまだ続いているんだ


自由詩 正夢、その続き Copyright テルテル坊主 2007-05-08 23:46:16
notebook Home