さつき待つ ■古語の宴参加作品■
Rin K
春夏の夢にかけたる浮橋の
途絶えに月をながめくらさる
五月雨にみかさ増したる川の瀬に
月は流れでみづ音ぞ澄む
ひさかたの光をかへすはちす葉の
浮けるみなもに波たつる風
皐月風雲居にあげよたちばなの
香よりなづみし面影の名を
鳴きふるすこゑにて夏を呼ばひける
やまほとゝぎす涙やはなき
短歌
さつき待つ ■古語の宴参加作品■
Copyright
Rin K
2007-05-02 23:32:05
縦
この文書は以下の文書グループに登録されています。
古語の宴