ガガ詩#03
中村トクシ
処方薬羅刹の朝
例の液
盛る 捻る
春を知り 恩に着る 作用
てふてふ は てふろん
はがして はがゆくてのおもい
の
麦酒色した朝 で
使えない
ぼかぁ 使えないので あ
り
揮発性の体臭に ま
無声 ま す
例の液で あえギたらええ
自由詩
ガガ詩#03
Copyright
中村トクシ
2004-04-27 23:45:51