エイプリルフールの真実
猫のひたい撫でるたま子

また忘れそうになる

朝のほんのわずかな時間だけ、星が猛スピードで動く

いつ死んでしまってもおかしくない

でも、いま死んでもいいと思える朝方の奇跡が起こる

落っこちるのならこちらの階段から

もう二度とそろわない人たちが助けてくれる



自由詩 エイプリルフールの真実 Copyright 猫のひたい撫でるたま子 2007-04-02 09:40:43
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