やさしい風
ひろっち

弱ってた犬がいたので、蹴り上げました。
婆さんが道に迷ってたので、財布を盗んで手っ取り早く崖から放り捨てました。
コンビニのバイトのお姉さんが可愛らしいので、輪姦まわしてマグロ漁船に放り込みました。
菜の花が眩しいので、菜の花に火を点けました。

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弱ってた犬がいたので、蹴り上げました。
感動をどうしても味わいたかったので、感動を味わってるらしい人の足元をすくいました。
男根ぶきのしなりが甘いので、バイアグラをけつから突っ込みました。
太陽が眩しいので、木造の校舎を放火しました。

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弱ってた犬がいたので、蹴り上げました。
人生に疲れている人がいたので、楽にころしてあげました。
いい人がいたので、いい人を集めて隣の人の悪口を無理に言わせました。
賛美しあう人たちがいたので、硫酸を浴びせました。

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弱ってた犬がいたので、蹴り上げました。
腹いっぱいで満足げな人がいたので、内臓を包丁でグリグリえぐりました。
さくらがきれいなので、根ごと海に放り投げました。
友人の結婚が決まったらしいので、早速ソープやらヘルスやらに連れてって、婚約者に脚色して告げ口して破談にしてやりました。

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今日も一日、平和でありますように。


自由詩 やさしい風 Copyright ひろっち 2007-04-01 00:39:36
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