ストーリー
和森朱希

夢見て追い掛けた
君の背中

夏雲
鮮やかに
生きた日々を照らすよ

僕等それぞれ
描いた未来を
確かめ合いながら
風を追い越そう

幻が永遠というなら
重ねた日々の
虚しさもきっと
空へ還るだろう

海のように深い
この蒼に
君への想いを託して

今宇宙の流れに任せて
星に飛び乗ろう

二人変わらない
愛のかたちなら
このまま時を
歌っていて

微かな確信と
確かな蒼に
光る雲の欠片を
心の中にしまいこむ

いつか見た
輝きの丘は
いつか君に
届けるためにあるんだ

この不確かな道を
歩む、君と
歩いて行くよ
歩いて行くよ








自由詩 ストーリー Copyright 和森朱希 2007-03-25 11:23:54
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