か ぜ の に お い
ヒロセ

泣きたくなるほど 別れ の匂いをのせた風、が
すべてを その 色に 染めました

その 匂いを感じるようになったのは いつ からでしょうか


泣きたくなるほど 別れ の匂いをのせた風、が
咲かす 桜 は

もう 私の ために 咲くことはないのです


あたたかな その 風は
とてもやさしいのに なぜか かなしい


自由詩 か ぜ の に お い Copyright ヒロセ 2007-03-23 03:21:06
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