ババア、ライク ア ローリングストーン
一絵

いやいやいやいやいやいやいやいや
嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌
もうキレイごとばっかり言ってる詩
ほんと嫌ね。
嫌の一言に尽きるわ。

”生きているのはスバラシイ”

”アスファルトに咲く花はウツクシイ”

今は白い世界で生きてる
まだ手のひらは汚れてないからね

きっとこの手のひらが泥だらけになって
背骨も曲がった頃にさ、

”生きているのは素晴しい”
”アスファルトに咲く花は美しい”
と呟くんだろうね

ババアになりたくないね
ババアになったら今のこんな自分まで

”あの頃の私はステキだったわ”

と呟くんだろうね

どっかの音楽バカが言ってたような気がすんだけど

”ジジイになる前に死にたい”

もし、ババアになる前に死ねなくてもさぁ、

ババアになっても思い続けたい

”生きているのはクソみてえ”
”アスファルトに咲く花は汚ねえ”
”青春?ファックミー!”

ババアになっても思い続けたい


自由詩 ババア、ライク ア ローリングストーン Copyright 一絵 2007-03-17 00:18:04
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