泡花
暗闇れもん

髪に手が触れる
花の香りのシャンプーに眠りが招かれる
細い指が髪にからまり、ほどかれて
湯船で肩まで湯につかり
甘えながら洗い落とされていく
泡が弾けていく
疲れがゆるゆるとほどかれて
泡の花に抱かれる


自由詩 泡花 Copyright 暗闇れもん 2007-03-16 22:44:54
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