射精
つぐこ

 あたしは射精が好き。
射精は、どこか現実味を帯びていなく、
傍観できる、
あの白い液体は、
現実と妄想の産物。

人間として、感覚的に現実味が帯びる時は、
ティッシュの山、味だったりする。
女として現実味が帯びる時は、
中に出された時。

愛がその中にあるなら、
精巣はアフリカ大陸で、
子宮はユーラシア大陸だ。
セックスは、地球を救い、幸せを運ぶみたいだ。







自由詩  射精 Copyright つぐこ 2007-03-14 01:49:37
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