もう
山崎 風雅
大空に太陽が咲き
夜空には月が舞う
いつでも忘れない
いつまでも忘れない
この体を友に東へ西へ
もう君は忘れただろうか
春を彩る桃色の中を
二人片寄せ歩いた道を
もう思い出せない
二人が交わした会話の花火
笑顔で交わしたくちづけを
もう戻ることはできない
胸がキュンと痛む
青春の1ページ
もう会えないんだ君とは
何百回君の名を呼んだだろう
何千回君に名を呼ばれたろう
もう苦い思いでも春の色に染まり
美しくて透明な想いに移りゆく
奇跡がおきて君の声を聞くことがあるのなら
あぁ、この想い伝えられるだけでいい