創書日和「歌」
イズミナツキ
未来に向かう
一人歩きする夢の歌
消える、そのさまを見た
過去を憂う
引きずっている君の歌
消える、そのさまを見た
心をずっと
暗闇に閉じ込めた
微かな光にさえ
目が眩んだ
まぶたの奥に焼きついた残像が笑っている
全て失ってしまったけど
記憶は虚しく此処にある
世界をずっと
自分勝手に回した
それでも君は
見つからなくて
まぶたの奥に焼きついた残像が笑っている
此処から始まっていくけれど
積もる記憶が腐りゆく
今も歌えずに
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創書日和、過去。