短い夜
松本 涼

いつの間にか夜が短くなった
それに合わせるように私はとても無口になった

いつもの裏通りには
見当違いな質問ばかりが飛び交い
静電気を帯びた優しさが充満している

声を紡ぐ旋律が見つからない

短くなった夜に怯えながらも
私は無音を集めて言葉を紡ぐ

いつか夜が長くなる頃に
ほどければいい


自由詩 短い夜 Copyright 松本 涼 2007-02-28 20:04:58
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