ひと目惚れ
蔦谷たつや

見かけたときに
気持ちが踊ってた

僕は君にひと目惚れしていた

突然のことだけど
僕は忘れてはない

僕は君にひと目惚れしていた

緑のカーディガン
小さな靴が並んで

僕は君にひと目惚れしていた

君はこの街の
どこにいるのかしら

僕は君にひと目惚れしていた


それからも僕は
君の名前すらしらないのにね

通りすがりの雲が
僕を見て笑っているかな

膨らんだ馬鹿な思いは
いつかなくなってしまうでしょう

けどねえ
僕は
まだ君に惚れている



自由詩 ひと目惚れ Copyright 蔦谷たつや 2007-02-28 03:24:00
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