平安の詩
はじめ

 切なくなると詩を書きたくなる
 君想う時詩を綴りたくなる

 部屋の闇に入る時死と隣り合わせの妄想に冒される
 髑髏の剣は懐にしまって敵が来た時に切り裂く

 白い光
 白い世界が広がっているのだろうか

 自我の扉を開けると白い光が入ってきて
 そこには花畑が広がっていた

 死の恐怖は消え去ったよ
 今僕は生きている

 自転車を漕ぐよ君を乗せて
 君の香りが漂ってきて君の髪がたなびいた

 僕の頬に君は頬をくっつけてきた
 僕は笑い君の頬にキスをした

 絶望が波のように押し寄せてくる
 現実は 真実は 何だ?

 もし人生で悩むことがあったなら この詩を読もう
 多生の人生なんだから気楽に生きていこう

 終わりなんて考えちゃいけない
 どうせ幸せの絶頂のなか眠るんだから

 この静寂さは僕の心の平安から来たものだ
 自分を信じてみたいと思う

 君を想うと切ない気持ちになるよ
 だから詩を書きたくなるんだよ


自由詩 平安の詩 Copyright はじめ 2007-02-26 16:54:21
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