街並み
RIKU
空には7つの月と3つの夢が浮かんで
わたしの足が大地になって
斜めに生えたビルを見るたび
涙を流すの
黒い星が瞬いたら
東京タワーがずずずっと
天に向かって伸び始めて
天から足が降って来たの
踏み躙った
ぐちゃぐちゃに潰れた町並みは
それはわたしにとって何時もと変わりなく
それはわたしが何時も見ていた真実
目覚めた
世界が
気付いた時
大地は始まり
人生は終わる
自由詩
街並み
Copyright
RIKU
2007-02-25 21:17:15
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