ソープ
吉岡ペペロ

温泉街にきたら

道草をくうように

いつだって連れだってソープ

なれない居心地は

じぶんと対話できずに

自問自答をしているから


夜風をつくりながら

坂道をホテルにもどる

明かりの消えたロビーに

なにかしら

船室に戻るような気がしている


温泉街にきたら

道草をくうように

いつだって連れだってソープ

なれない居心地は

じぶんと対話できずに

自問自答をしているから


自由詩 ソープ Copyright 吉岡ペペロ 2007-02-25 15:23:22
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