空を見つめて思った事
和森朱希

この気持ちが果たして
恋なのか
よく分からないけれど
ただ一つ言えることは
あなたを想っているということ

ちいさな事がきっかけで
あなたと出会って
それから少しずつ
あなたとの距離が近付いて

心の闇とか光とか
あなたがずっと抱えていた事を
知れば知るほど
そばにいたいと思えた

あなたと出会って
今になって初めて
人に少しは愛される
人間になれたような
気がする

そうなれたのは
悩んだときはあなたがいて
ちっちゃなことですぐ悩むあたしなんかのことを
気にかけてくれたから

あなたの存在が
心のゆとりになって
今のあたしを造ってる


ねぇあなたが今
なにを思っているのか
悲しいことを考えて
自分を一人だなんて
どうか思わないで欲しい

あなたがいなくなったら
すごく寂しい
死んでしまうほどに
泣くだろう

そばにいたい
孤独と寂しさの予感が
消えてしまうように
全て包み込みたいから

この気持ちが
いつか伝わりますように

そして
あなたと出会えたことが
お互いにとって
かけがえのないものに
なることを祈っている


自由詩 空を見つめて思った事 Copyright 和森朱希 2007-02-24 01:59:00
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