LoveBird
恋月 ぴの

素に戻ると
大勢の人の前に立たされた
わたしが
いる
深々と頭を下げて
何を謝っているのだろう

  トナカイのそりに乗り
  飽きることなく
  眺めた
  白夜の物語

ああ
これがわたしってこと
今までもそうだったように
これからも
そうなるってこと

  あなたと出会い
  強く抱きしめられて
  オーロラの瞬きと
  重ねあう唇

言われなくても
判っているよ
いつでも損な役回りなのは
それだからこそ
わたし
大切にしていたい
あなた

こんな感じで


ずっと



自由詩 LoveBird Copyright 恋月 ぴの 2007-02-23 23:49:06
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