叱咤
えいぼる

天井が
少し低くなりました

心の一部が
ぬけて
上に上に
あがっていきました

「またお前は自分を
殺しちまったんだよ。」

そう言ってそれは

天井に染み込みました

天井が
更に低くなりました


自由詩 叱咤 Copyright えいぼる 2007-02-21 19:06:13
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