最後の冬
テルテル坊主

吐く息が白く凍える
いつもの帰り道
僕たちの毎日に
最後の冬が訪れた


コレを乗り越えれば
また春がやってきて
新しいたびに僕ら
翼広げていくんだね


そんなことを考えたけど
今は君といる帰り道
この時間を大切にしよう
寒さに打たれ春を待つ
道端の花の凛とした姿に
背中押されるように


どんなに僕らがもがこうと
避けられない別れがあるなら
前に進む足を持とう
振り返るのは思い出だけ


君がもしくじけそうになったら
手を取る事は出来るよね
だって僕らは消えたわけじゃない
いつもそばにいるからね


別れがあるなら出会いがある
別れを惜しむ力があるのなら
出会いを期待する力も
必ず君は持っているのだから


自由詩 最後の冬 Copyright テルテル坊主 2007-02-20 23:45:44
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