最後の冬
テルテル坊主
吐く息が白く凍える
いつもの帰り道
僕たちの毎日に
最後の冬が訪れた
コレを乗り越えれば
また春がやってきて
新しいたびに僕ら
翼広げていくんだね
そんなことを考えたけど
今は君といる帰り道
この時間を大切にしよう
寒さに打たれ春を待つ
道端の花の凛とした姿に
背中押されるように
どんなに僕らがもがこうと
避けられない別れがあるなら
前に進む足を持とう
振り返るのは思い出だけ
君がもしくじけそうになったら
手を取る事は出来るよね
だって僕らは消えたわけじゃない
いつもそばにいるからね
別れがあるなら出会いがある
別れを惜しむ力があるのなら
出会いを期待する力も
必ず君は持っているのだから