ジュリア
三架月 眞名子

いつもキミは毅然と

肩で風を切って歩いていく


キミの碧い目は

まっすぐと前を

揺ぎ無い未来を見据えて放さない


キミが言葉を発する時は

頭の中でよく考察した

間違いも非の打ち所もない言葉で

弱音など聞いたこともない


でも

ねぇジュリア

キミはそれで疲れないかな?

幸せなのかな?


もっと人に

笑顔を見せてもいいんじゃないだろうか

泣き顔も見せていいんじゃないだろうか

心を見せてもいいんじゃないだろうか


そんな暗いとこから出ておいでよ

一緒に歌ってみようよ

まずはハミングからでも


ねぇ ジュリア?


自由詩 ジュリア Copyright 三架月 眞名子 2007-02-19 13:00:33
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