皆さまおはようございます。昨夜のBen's Cafeの夜を
共につくってくれた皆さまは、今頃それぞれの日常に戻っているこ
とでしょう。僕は先ほど鎌倉の自宅に戻りました。
今日はなんだか本音をここに語りたい気分なのですが、日頃は不
器用で矛盾のある自分に「 え〜い、こんな自分なんか。」と時々
自暴自棄的なこともあるのですが、Ben's Cafeとのご縁
で朗読会を主宰させていただき、皆さまが集まって(詩)というも
のでつながる(なにか)が
垣間見える時、本当にありがたい・・・
と思います。それと同時に、弱い自分自身というものを見捨てず、
日々を立ち向かっていきたいと思うひと月の節目としてBen's
Cafeという場所がある気がしています。
「 笑いと涙のぽえとりー劇場 」・・・という名前にこめられた
意味は、Ben's Cafeに来てくださるそれぞれの皆さまに、
きっとそれぞれの物語があり、持ち寄る詩の中に宿っている偽りの
無い日々の喜びや悲しみを、皆で分かち合いたいという願いがこめ
られています。僕はたまたま時の流れの中で、司会者として立って
いますが、「ぽえとりー劇場」の主役は、参加してくださる一人ひ
とりの皆さまだというのが本音です。厳密に言うと、主役というよ
りも、一つの優れた映画が魅力の有る主役や味のある脇役で結晶と
なるように、それぞれの朗読者がその夜にとってなくてはならない
「役者」である時、これからのBen's Cafeの詩の夜は、
皆さまの想いによってますます輝き、魅力有る場となるでしょう。
詩の朗読時間は5分で1〜2篇(テーマのトークを入れて8分)
ですが、その5分間に凝縮して、自分らしい詩の言葉を聞いている
人々と何を共有したいか、これからも「自分という役」を演じる
(なりきる)ことを楽しんでください。
僕は職場の老人ホームでも、お年寄りの皆さまに支えられて立っ
ていますが、Ben's Cafeで司会として立たせていただく
時もそれは同じで、参加してくださる皆さまがいるから目の前に立
っていることを感じています。Ben's Cafeにいる皆さま
の笑顔を想い出す時、
人と人の心をつなぐ
( 詩 )というものに宿る
( なにか )を信じたい・・・
ということを強く思います。今の僕の心は、言葉にならないその想
いのみです。
毎月第3日曜日のぽえとりー劇場に向けて、ひと月それぞれの日
常を過ごし、また皆さまとBen'sCafeでお会いできるのを
楽しみにしています。
はっとりん(服部 剛)より
*「笑いと涙のぽえとりー劇場」は、
毎月第3日曜日・18時開演です。
皆様の詩の言葉を、心からお待ちしています。
http://www.benscafe.com/ja/poetry_j.html