本音
はじめ

 この想いが君へ届きますように…
 君が好きだ
 涙が零れてきそうだ
 だいぶ涙が出そうになるのが収まったようだ
 僕は君を忘れることができない
 この詩はきっと君の目には止まらないだろうけど
 君にこの詩がある場所を教えることができるのに
 僕は君にそのことを伝えることができない
 それは僕に自信が無いからだ
 これは胸が痛いんだろうか
 胸に杭を打たれたような痛みだ
 出る杭は打たれるとはよく言ったものだ
 僕は昔のようにしゃしゃり出ることができなくなった
 君にもう一度逢えたらいいのに
 君にもう一度逢えたらいいのに
 この詩は僕にとって大切な詩だ
 もしかしたら数百編の内の詩の中で一番大切な詩かもしれない
 この詩が君の目に止まることがないように
 この詩が君の目に止まることがないように
 詩を書いていたら大分胸のもやもやがすっきりとしてきた
 こういう類の詩は僕は得意だ
 君と僕が見た夜空を一緒に眺めたい
 三日月から冷たい雫がこぼれて君の頬に伝って落ちる
 僕は君を抱き締めたい
 そうすればこの想いが実る
 僕にはこれといったとりえは無いけれど
 君を愛することはできるかもしれない
 僕はこれが運命だと思っている
 僕が死んでも
 君は生きてくれ
 大分感傷的になっているけど
 これが僕の性格だ
 君への想いが冷たくなって君を冷静に想うことができる
 君へ 愛している
 僕は凍える世界で君を想っている
 この想いが生涯続きますように


自由詩 本音 Copyright はじめ 2007-02-19 05:26:37
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