星哀砂夢
彌月

異国からの手紙には 

乾いた砂と
あなたの匂い


次に逢えるのは

いつですか


同じ空で
繋がっているのに

遠すぎて
ぬくもりすら届かない

寂しいと呟き

湿った頬に

あなたの手のひらを
思い出すから


今夜も

窓から見える
オリオンに


泣き笑顔


自由詩 星哀砂夢 Copyright 彌月 2007-02-18 10:51:23
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