メッセージ
山崎 風雅


 砂漠のような街
 愛という水を求めて
 今日の続きが明日
 明日はお得意様
 大好きなあの娘
 連絡ない
 黄色きパトライト点灯
 モチベーションの落ちた枯葉
 どんな時も自分は自分
 日本には四季がある
 感じ方も移ろう
 翻弄されて飛ばされて
 美しい日本と彼は言う
 優雅に水面を泳ぐ白鳥は
 水面下で死にもの狂いで漕いでいる
 額面通りに受けとめられぬ
 今度は僕の番
 傍らでは猫寝てる
 降り落ちてくる雨の中
 どんぐりの背比べ
 そんなことしてられぬ
 

 晴れた朝に飛び込む
 それが僕の生き様
 

 それがメッセージ



自由詩 メッセージ Copyright 山崎 風雅 2007-02-18 01:28:22
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