SILENT SORROW
流希-Яuki-

孤独の淵へと自ら追いやって
静かに 静かに
塞いでいく

体中が痺れている
感覚が徐々に失われて
全てを忘れてしまいそう
それこそが幸せなのだと誰かは言った
信じることで救われる
そんな考え方が大嫌い
「大嫌い」

消えてしまいそう
震えながら空気を乱しても
独りという事実は変わらない

静かに消えていく
想いは僅か
残り少ない悲鳴の数


自由詩 SILENT SORROW Copyright 流希-Яuki- 2007-02-17 08:08:26
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