バイバイ・ブルー
三架月 眞名子

漆黒の夜が明けて

だんだん空が白んで

青空に変わったら

サヨナラしなくちゃ


楽しい時間は

あっという間に過ぎ去って

永遠に続くことはなくて

どんなに抱き合っても

君と僕の間には

距離が生まれて

温度差が生まれて

時差まで生まれてしまって


こんなに好きなのに

分かり合えたと思ったら

一瞬のうちに分からなくなって

その繰り返し


太陽が昇って

月がその座を奪って

また太陽が奪い返す


なんだか似ていると思わない?



だから

夜が明けたら

バイバイしよう

次に巡ってくる

いつかの夜まで

バイバイ・ブルー


自由詩 バイバイ・ブルー Copyright 三架月 眞名子 2007-02-14 18:43:01
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