ホライズン
umineko

孤独なんて
なんともなかった
もともとひとりだったから

憎しみには
少し戸惑った
脅かすほど力もないよ
擬態がうまいだけ

やさしさは
うれしかった
返せなくてごめんなさい

もっともっと
愛を浴びれば
わたしも
なんとかなったんだけど

水平線を追いかける

わたしはここで
木の葉のように






自由詩 ホライズン Copyright umineko 2007-01-16 08:06:34
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