恋のさめる音
umineko
恋のさめる音は
雨上がりの
透明な
あまがえるによく似てる
あれは
誤解だったのだ
私はうっすら弧を描く
虹を
さかさまにしたような
私の頬に
笑みが射す
愛されようとして
無理してた
私は
私だったのだ
自由詩
恋のさめる音
Copyright
umineko
2007-01-15 22:37:41