リンゴ
來稚

「あたしたちは赤いリンゴ。」

キミはいきなり僕に言うから

頭の中は?だらけ。

それを見たキミはフフフと笑って

「リンゴの赤はドキドキの赤。中身の白は何色にも染まれる白。

つまり、恋の始まりに似てるのよ。」

そう言ったキミに僕はすでに完敗。

全くキミは凄い。

こんなふいうちはキミじゃなきゃ勝てないよ。

さて、恋した僕を何色に染めてくれるのかな?



自由詩 リンゴ Copyright 來稚 2007-01-12 01:08:08
notebook Home