初出:
詩人専用シナプス(
http://poenique.jp/sinaps/index.htm)内
詩のマーケティング論(
http://poenique.jp/sinaps/ito/ito0200.htm)より。
2001年〜2002年にかけて。
一部改稿あり。
>>便乗鴎さん
「詩の特性を理解し、訴求する」とある、ここでの「詩」は、poetryではなくpoemとして考えています。
市場の特性を理解してそこに適合する商品を作るという意味ではなく、
商品の特性を理解して適合する市場に訴求するという意味です。
この二つ、似ているようで全然違いますので、誤解なきように。
ちなみに、みつを本人は天然かもしれません。
しかし、必ず本人が作品を訴求するわけではないので。
デベロッパーとパブリッシャーが分かれているように、
作者と訴求者がいつも「=」で結ばれているわけではありません。
追記:
>>僕はトイレのカレンダーを適合ではなく発見、市場の開拓だと感じていました。
これはまさしくそのとおりだと思います。パイオニアにおいては、適合は発見、あるいは開拓にもつながるという意味で。あるいは、発見あるいは開拓したからこそ、パイオニアと呼ばれるという意味で。
(選択肢として、当然既存のインフラなどを活用する場合もあるということです)
で、その発想は、「2.〜」の最後で述べた、流通経路の話とつながっています。