1.詩の商品力/いとう
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 窪ワタル 
- 岡部淳太郎 
- 久米一晃 
- こしごえ 
- とうどうせいら 
面白そう。今度来た時続き読みます。
- 木葉 揺 
- 千波 一也 
2・3も興味深く読ませて頂きました。
- ピクルス 
- 鵜飼千代子 
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- 便乗鴎
僕はあまり相田みつをが特性を理解して訴求する作業を
行なっているとは思えません。
銀色夏生が確信的に相田みつを等が開拓したマーケットを見てとって「詩の特性を理解し、訴求する」作業をしているのは
例えば主語のバラつき、テーマで判断がつきます。

相田みつをは主観の塊のような気がします。
天然のような気がするんです。
だから何だ、といえば何なんだろう?
よく判らないんです。

僕の価値感がステレオタイプか知れないですけど
相田みつをに比べて銀色夏生は説得力に欠くと感じます。

>商品の特性を理解して適合する市場に訴求するという意味です。

成程、みつをのトイレのカレンダーのようなものですね。
僕はトイレのカレンダーを適合ではなく発見、市場の開拓だと
感じていました。
パイオニアの場合、適合という言葉がそぐわない気がした、というか。
内容には納得できました。
 
作者より:
初出:
詩人専用シナプス(http://poenique.jp/sinaps/index.htm)内
詩のマーケティング論(http://poenique.jp/sinaps/ito/ito0200.htm)より。
2001年〜2002年にかけて。

一部改稿あり。


>>便乗鴎さん

「詩の特性を理解し、訴求する」とある、ここでの「詩」は、poetryではなくpoemとして考えています。
市場の特性を理解してそこに適合する商品を作るという意味ではなく、
商品の特性を理解して適合する市場に訴求するという意味です。
この二つ、似ているようで全然違いますので、誤解なきように。

ちなみに、みつを本人は天然かもしれません。
しかし、必ず本人が作品を訴求するわけではないので。
デベロッパーとパブリッシャーが分かれているように、
作者と訴求者がいつも「=」で結ばれているわけではありません。

追記:
>>僕はトイレのカレンダーを適合ではなく発見、市場の開拓だと感じていました。


これはまさしくそのとおりだと思います。パイオニアにおいては、適合は発見、あるいは開拓にもつながるという意味で。あるいは、発見あるいは開拓したからこそ、パイオニアと呼ばれるという意味で。
(選択肢として、当然既存のインフラなどを活用する場合もあるということです)
で、その発想は、「2.〜」の最後で述べた、流通経路の話とつながっています。

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