「言葉にならない沈黙」/足立らどみ
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 洗貝新 

対象として直接訴えてくるメッセージというのは、それを読む読み手自身の存在が意識され読むということにつながると思うのだが、 応答しないものたちに向けて書かれる~というのは直接的であれ間接的にであれ、読み手はその語られる余白の中に存在の有無を超えて意識させられる、ということに関して云えばそのとおりだと思う。


- 月乃 猫 
- 森田拓也 
確かに、詩の存在の究極は、
書かれていない、あるいは、行間に存在する
表現の感覚を楽しむことかも知れないですよね。
行間にある美学、行間こそにある感覚、美学。
それこそが、あらゆる人間にとって、
共有できる、優れた感覚かも知れないですね。
 
作者より:
アラガイsさんのも森田さんのも現代詩の感想のような文章を読むと
ここは現代詩フォーラムだったのだと、普段はくだけた文章が多い
サイトのなかで、ときどき出会う真摯な真面目な文章にはー、
深い吐息をつかざるを得ません。

詩の余白は今までも何度もテーマになっているわけですが、私自身は、
余白よりも先の意識していない世界に注目してきているわけですが、
なんとなく発達心理学的にはブロンフェンブランナーのマクロシステム
よりも先のクロノスの粒子が飛び交うクロノシステムのような世界観で、
個としての個体もなくすべてが一緒の混沌のなかでも、人からも離れた、
ところに「文字は存在する」のではなかろうかと夢見てきたわけで、
最近は、仮にAIによってそれが「ある」、「出現した」としても、
私たち日常とはかけ離れ過ぎているわけで、どうでもいいことなのかも
なあと丸くなってます。



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