音のない雨/ホロウ・シカエルボク
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- アラガイs 

音のない雨/音のない水/音のない息/音のない宙/耳/秘密/秘罪1979
例えばわたしがそこを踏みしめて歩くとき大地は耕せるがそこに秘めやかな住民もまた耕せり。雨は地に落ちて川に流れ海へと溜まりまた宙へと還る。誰かが生きるということは誰かを殺すということ。このくり返しでっせ。おやじさん。音のない雨/そして音のない私/果たして生きているのか、死んでいるのか、この聲をあなたに届けるしか手立てはない。 音のない詩人/


 
作者より:
〇アラガイsさん

だから、僕は羽虫と書いたのさ。

〇朧月夜さん

そうですね、僕はまず、表現とはジャンル問わずカウンターであるべきだと考えています
というか、そういう表出をしているものが好きで、多分に影響を受けて来ました。
だから、こういった言葉遣いになるのだと思います。
繊細なのか神経質なのか、まあその辺は自覚してますね。
あと、ひとつ前回の発言に補足なんですが、僕は確かに信念やスタンスの為に詩は書かない、
でも、書いたものに勝手に現れる分にはぜんぜん問題ないんです。
重要なのはそれが無意識に書かれているということです。
僕は基本的に集中して言葉を吐き出している時に快楽に近いものを感じていて、まあハイになっているわけです。(その後灰になりますが)
それは例えばバンドマンがプレイしている時にある点を超えた感覚と同じです。
(演劇をしていたので舞台における高揚感は経験しているのです)
だからそう、ライブ感覚で書いているからこういう詩になる、って感じです。
それは多分、画家が絵を描くときにも当然あるんだと思います。
つまり、僕が表現に求めるのはそういうものだ、ということですね。


活動していて一番難しいなと思うのが知ってもらうことですよね。
どうしても決まった層にしかアピール出来ないっていうジレンマがあります。
だから、最近はトーク動画なんかも出したりして、わからない層にも
働きかけてみようという試みもしています。だから、宣伝(俗な言い方ですが)していただけるとわあ、ありがたいな、と思います。心から。


「秘罪」という言葉は僕の造語ではなく、ジョン・ゾーンというインプロ系のジャズミュージシャンのアルバムの邦題から録りました。でも確かに、このアルバム以外で目にしたことはないかも…。
そう、最近は甲虫みたいなものになりたがる人が多いなぁと思ってねぇ、いつも…。



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